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【2024/05/18 21:01 】 |
「ファミコンの驚くべき発想力」
「ファミコンの驚くべき発想力」




入門的技術書。
ファミコンというハードがどんな性能で、どんなことができ、
技術者がどんな工夫を凝らしてゲームを作ってきたのか。

マイコンとかの昔から触ってきた人には目新しいことは無いが、
逆にWindowsしか触ったことの無いような若い人たちは一度読んでおくべき。
かつてのエンジニアはどんな工夫をしてハードの性能を引き出してきたのか。

発想力というのは、ゲームアイデアというより、ハードの性能を引き出す工夫という意味合い。


なぜRPGのパーティは4人なのか。5人並ぶとなぜチラつき始めるのか
パレットとスプライトとBG
 使える色は13×4で52色
 同時に使えるのは3×(4+4)+1で25色
サイクル数を制御して、60分の1秒より細かい時間単位で処理を行う
ROMカートリッジの拡張とゼロページ
ドルアーガの塔のステージ生成アルゴリズム


知ってる人は知っている。知らない人は知らない。

若い技術者で、この頃の技術を知らないという人はぜひ知っておきたいところ。
たぶんそういう人たちが一番この本を読むべき。

現代のように人間がコンピュータに使われているのでなく、
技術者が間違いなくハードを使いこなしていた時代。
ハードを知り抜き性能を引き出すという経験の有無が、
理解の深さ、個人の技術力の非常に大きな差になっているとすごく思う。

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【2011/04/18 02:21 】 | 書評 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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