忍者ブログ
  • 2024.03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2024.05
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/04/29 12:04 】 |
ラムダ式の中でthisが書き換わる
謎現象。
iOSでは起きないが、Androidで発生


[=](){
if (/*cond*/) {
var = captured_var;
func1();
}
func2();
}




こういうラムダ式があって、
func1を実行した後、func2の中で セグメンテーションフォルトで落ちた。

いろいろ調べてみると、thisの値がなぜか書き換わっていた。
func1()の中を処理している間は良いのだが、func1()からここに戻ってきた時に全然別の値になっている。
それでfunc2()を呼び出したもんだから何が起きるかわからない。

で、以下のようにthisを別の変数にもたせておけば、落ちずに進行した

[=](){
Klass* const instance = this;
if (/*cond*/) {
instance->var = captured_var;
instance->func1();
}
instance->func2();
}





しかしなぜthisが落ちるのか。
thisは暗黙的にコピーキャプチャーされている。
コピーキャプチャーされた変数は暗黙的にconstがついているはずだ。なぜなのか。

仮説
thisはちゃんとクラスインスタンスのことを表してるのか?
ラムダ式のインスタンス自身を表す変数もthisで、こちらと混同しているのか?(しかしラムダ式のthisを指定できる言語仕様なのか?そんなもの必要ない気がするし)







->解決
このラムダ式の中で、
ラムダ式自身を破棄していた。

そのため、関数を戻る時に、不定の位置に戻ってしまって(リターンコードが破棄されて別の値が書き込まれていた)
セグメンテーションフォルトになっていたのだった。
iOSでバグらなかったのは、そのメモリ位置がたまたま再利用されずそのまま残っていたからだろう

というわけで、ラムダ式は悪くない
PR
【2016/02/23 16:06 】 | C/C++ | 有り難いご意見(0)
<<AndroidStudioでライブラリを追加するには | ホーム | cocos2d-x + Androidで、どのスタティックライブラリを使うべきか>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>