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アプリが完成したら、App Storeに置こう。
そのために、完成したアプリをAppleに提出する必要がある。 まず、Apple Menber Centerに登録することと、 iOS Developer Program を購入していることが前提。 また、アプリ名は当然のことながら、自分の会社名(またはチーム名)を考えておくと良い。 それから、サポート用のURLが必要なので、ブログでも開いておくと良いだろう。 意外と時間がかかる。 今回は動作確認やアプリのファイル構成を変えたりした時間も含めたためもあるが、6時間もかかった。 まず、アプリを完成させたら、 ここのチェック項目を全部済ます。 これが全部済んだら、アプリそのものを作る作業は終わったということ。
#####provisioning portalへ
では、iOS Provisioning Portalのページへ行く。 前にも死ぬ思いでProvisioning Profileを作ったが、再びそれを行う。 前に作ったのは自分のデバッグ用に使うprovisioning profileで、今度は、このアプリ専用の公開用のprovisioning profileを作る必要がある。 ##### certificateを作成 左タブのCertificateを選び、上タブのDistributionを選ぶ。これが公開用という意味である。(前はDevelopment=開発用で作ったはずだ) ここでRequest Certificateをクリック。 以前と同じように、.certSigningRequestファイルを要求される。 これは、以前に作ったものと同じものを選択すれば良い。(無くしてないよね? 無かったら、以前のページを見てもう一回作る。) すると、すぐにcertificationファイルができる。(1回ページをリロードすればOK) ダウンロードして保存。 ######AppIDの作成 左タブから、App IDs を選択。 New App IDボタンを押す。 すると、App IDを作成する画面に成る。 Descriptionには、自分で分かりやすいように自由にアプリの説明を書く。 Bundle Seed IDは、初めてリリースするアプリなら、Generate Newを選択。 Bundle Identifierは、で書いた、xxxx-info.plistのBundle Identifierと同じものを記入。一文字でも違うと使えないので注意。 全部を記入すると、新しいApp IDができている。 大文字英数字の並びの後ろに、.com.yourcompany.xxxという感じで、Bundle Identifierがくっついているはずだ。 #####Provisioning profile 作成 次は、左のProvisioningタブを選択。 ここも上タブからDistributionを選択する。 Distribution Methodは、App Storeを選択。ストアに置くからね。(Ad hocってどういうときに使うんだろう) Profile Nameには、見分けやすい名前を自由に記入。アプリの名前を入れておくと良いだろう。 AppIDには、さっき作ったIDを選択する。 Devicesの項目でデバイスを選択すると、それらでだけ動作するアプリとして配布できるようだ…。開発チーム内だけで使うアプリ? 記入したら、Submitをクリック。 すると、Provisioning profileが出来る。ダウンロードする。 #####ここからXCodeの作業に移る まずは、Provisioning profileを、XCodeのオーガナイザにドラッグ&ドロップ。 これでprofileのインストール完了。 このとき、profileのidentifierをコピーしておく。 Distribution用のProvisioning profileを使ってアプリをビルドすることに成るのだが、 ビルド構成DebugもReleaseも、開発用profileで使っているであろうから、ビルド構成を新しく作る必要がある。 まず、ビルド構成で新たにDistributionを作る。 XCodeのプロジェクト設定を編集→構成タブから、 Releaseを選択した状態で「複製」ボタンを押下。 できた新たな構成の名前をDistributionに変更。 Distribution構成の設定を引き続き行う。 プロジェクトの設定から、コード署名のAny iOSを選択。 多分、そのままの状態だと、さっきインストールしたばかりのProvisioning profileが選べないので、「その他」を押す。 で、コピーしておいたprofile identifierをはりつけ、決定。 これで、さっきインストールしたDistribution用Provisioning profileを設定できた。 ##### ビルド ここで、ビルドする。 当然、Distribution、SDKはDeviceを選択しておくこと。 もしここで、 Code Sign error: Provisioning profile 'profileName' specifies the Application Identifier 'appIDName' which doesn't match the current setting 'bundle identifier name' というエラーが出たら、たぶんProvisioning profileが間違っている。 上記手順で、もう一度profileをちゃんと設定してみよう。 ビルドが成功したら、プロジェクトのディレクトリ下に build/Distribution-iphoneos/XXXX.app というファイルがあるはず。 これが、提出するバイナリになる。 これを右クリックして圧縮し、.zipにしておく。 ##### iTunes connectへ 提出用のバイナリは完成。 これからは提出を行う。 まずは、iTunes Connectへ。 Manage your applicationを選択。 このページで、アプリを提出したり、提出したアプリの変更を行ったりする。 新しくアプリを追加するので、青いAdd New Appをクリック。 最初のアプリだと、デフォルトの言語と自分の会社名(チーム名)の記入を求められる。 これは重要で、ここで決定すると二度と変えられなくなる。(どうしても変えたいときは、別アカウントを作るしか無い) 次は、アプリの配信開始日時と、値段を決める。 配信開始日時は必ず守られるわけではない。そもそもAppleの審査を通った段階ですでにすぎてしまっていることだってある。 その場合は、審査を通ったらすぐに配信が開始する。 値段については、自分で自由に決められるわけではなく、いくつかの値が決まっていて、その中から選ぶ。これをTierと呼ぶらしい(115円とか、230円とか、アプリの値段が決まっているのはこのためだ)。無料を選ぶことももちろんできる。 値段一覧があるので、そこからTierを選択する。販売価格と、そのときの自分の取り分が一覧に成っている(自分の取り分は7割。Appleが3割) また、配信地域(国)も選択できる。 青文字の「specific stores」をクリックすると、下に国の一覧がドバーっと出るので、販売したい国だけを選択。 次は、アプリの情報について記入。 アプリの名前と、固有ナンバー(固有と言っている割には、自分で自由に記入できちゃう)、それにBundle IDを選択する。 ここでは、アプリの内容に付いて記述する。 アプリの内容の説明。カテゴリー。(ゲームの場合、サブカテゴリーも選ぶ) Keywordは、ストアでユーザが検索したときに引っかかる検索ワード。カンマ区切りで複数指定できる。 Contact Email addressは、Appleが自分に連絡して来るときのアドレス。ユーザに公開されるわけではない。 Copyrightは、ストアで表示される権利表記。 SupportURLは、ストアで表示される、サポートサイト。入力必須。ブログでも開設しておこう。 ReviewNotesは、Appleの審査者あてのメッセージのようだ。特に審査する際に気をつけてほしいことなどあれば、ここに書けば良いようだ。 さらに下に進むと、レーティングの欄がある。 暴力表現や性的表現があるか、など聞かれるので、「ない」「ときどき」「頻繁に」をそれぞれ選択。 右に年齢制限が表示される。もっともゆるいときで4+(4歳以上推奨)になる。 一番下には、アイコンやスクリーンショットをアップロードする欄がある。 作っておいたアイコン(サイズは512x512。ファイルタイプはjpgとかpngとか)をアップロード。 また、スクリーンショットも最大5枚まで指定できる。(サイズはいくつか指定がある。だいたい画面と同じ大きさのものである必要がある) 実機のスクリーンショットは、XCodeのオーガナイザから撮影できるので、それを使うのが手っ取り早いだろう。 オーガナイザで撮影した画像はどこに保存されているのかというと、 写真を右クリック→OpenWithFinder→開く で表示されるディレクトリ。つまり ホーム/ライブラリ/Application Support/Developer/Shared/XCode/Screenshots である。 ここまで書けたら、アプリが「Waiting for Upload」状態になる。 つまり、情報の入力は終わって、バイナリのアップロードをするだけ、という状態だ。 なお、広告を載せたい人は、iAdをアプリに載せる作業をした上で、ここで右上の「Set Up iAd Network」を選んで、iAdをイネーブルにしておく(のだと思う)。 この設定は、バイナリを更新するまで変更不可だそうだ。 その他、GameCenterを使いたい人も、ここで何らかの作業をするのだと思う。(だってそういうボタンがあるし) バイナリをアップロードする。 まず、暗号化技術を使っているかどうか聞かれる。普通はNo。Yesの場合、輸出するときに規制があったりするらしい。詳しいことはよくわからない。 次に進むと、ファイルを選択してアップロードでもするのかと思いきや… iOS3.2以降を持ってる人は、アップロードするためのツールがPCにインストール済のはずだから、それを使ってアップロードしてくれ、と言われる。 いつのまにそんなツールが!?と思うが、言われた通りの場所を探してみると、たしかにある。 /Developer/Applications/Utilities/Application Loader.app 起動してみる。 使い方は簡単なので省略。 これでアップロードが完了。 半信半疑のままiTunes Connectに戻ってみると、確かに状態が「Upload Received」に変わっている。アップロードは成功だ! ここまでの作業で、Appleからメールが来ていたりすると思うので目を通しておく。 あとは審査の結果がくるのを待つ。 問題なければ、さっき入力した配信開始日にアプリがストアに並びます!! PR |
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