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「東京の副知事になってみたら」
著者は猪瀬直樹。東京都の筆頭副知事。 猪瀬氏の副知事奮闘記。 フィンランドの小学校での話。 相手の言うことが分からなかったら、否定する前にまず教えてくれ、が筋でしょうとの先生の話。 その通りなんだよ。 相手を説得したいと思ったら、自分の意見を滔々と語るんではなく、(それは一方的なやり方で、相手には届かない) まず相手がどういう考え方でその意見を持っているのか、それを相手の思考の中に飛び込んで一緒にその考え方を納得するところまで理解して、いったん相手と同じ意見の側に立ってみる。 それから相手の説得を始めるんだ。 その方が、自分も相手を理解できるし、どこに見解の違いがあって意見の違いに繋がっているか分かるから、説得もしやすいはずなんだ。 もしその違いを埋めることができなくとも、お互いの考えの根っこのところまで理解していれば、違う意見を持つ者同士でも、互いの意見を尊重し合うことができると思うんだよね。 ・・・全然都政と関係ないところの話を拾って展開してしまった。 東京都まめ知識。 東京都職員と呼ばれる人は、全部で16万5000人。 そのうち、 教職員が6万2000人、 警視庁が4万5000人、 消防署が1万8000人、 都庁職員が4万人だそうだ。 で、都庁職員のうち、 都庁で働いているのが9000人、 その他の都税事務所、福祉施設などで働いているのが3万人だそうだ。 (都営地下鉄で働いている人はこの中に入っているんだろうか?・・・地下鉄の運転士や車掌は交通局の職員みたい→東京都交通局) 東京に住んでいる人の80人に1人が東京都職員。 都庁職員えらいなと思ったエピソード。 低所得者への都民税減免をやめ、就労支援などを行う対策に切り替え、短期間できめ細かな政策を打ち出したこと。 都庁職員にがっかりしたエピソード。 緑の東京募金のキャンペーンのため、職員1000人が休日ボランティアで募金活動をすることにした(提案したのは猪瀬副知事)。はいいんだけど、それに日当を出そうとした。(それじゃボランティアとは言わないよね) 本当にそんな話あるんだね。 (結局その日集めた募金は38万円。もし日当出していたら最低でも100万円だった) 面白いんで、もっといろいろな石原&猪瀬コンビのエピソードが読みたかった。 PR |
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