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【2024/05/05 01:07 】 |
「突破する力」
「突破する力」

著者は猪瀬直樹。






自己啓発本の部類になる。

この著者にしては珍しく?(そんなにたくさん読んだわけじゃないけど)、読者に語りかける文体になっている。

若い人向けに、自己実現するには、成長するにはどう生きればいいか、どう考えればいいか、どう行動すればいいか、そのヒントが実体験やエピソードを交えて書いてある。
1項目は10ページにもならないのでさくさく読めた。


言っていること自体は、他の本とかでも見聞きしたことのあることがおおいけど、
それはやっぱり大事なこと(で、しかも意識していないとつい忘れてしまうこと)だから。



とくに自分に言い聞かせたいことなど挙げると、


評価してくれるのを待っていてはダメ。型にはまらないものは、評価させるよう自分から行動しないといけない。
(著者の場合、評価させるために賞に値する作品を書いた=「ミカドの肖像」。
 それ以後、オファーが続々来るようになったという…仕事の内容は変えていないのに!)

若いうちは赤字でいい。
自分への投資をすべし。
お金がないからアレもできないコレもできないと言っていると、いつまでもそのまま抜けられない。

どん欲になれ。
大きな欲望=目標があれば、目の前の小さな欲に左右されなくなる。
欲望を持つには、手段をいったん切り離して考えること。
今の若い人は、実現する手段が分からないと、目的=欲望そのものをあきらめてしまうから。

短所の逆が強みになる。
無口なことを逆に生かしたらどんな強みになるか…?

自分の気付かないうちに隙ができていないか、気持ちが緩んでいないか。
壊れた窓理論。
トイレが汚かったら、サービスが行き届いていない会社だと思われてしまう。
挨拶や名刺はきちんとしているか?
ハウツー本を読むより、そういうところがしっかりできているかで人は判断している。

「こんなもんでいいか」か「そこまでやるか!」か。
原稿料が安いからって手を抜くと、たちまち読者に見抜かれる。
成功者というのは、そこまでやるかという努力をしているからそうなれる。
王貞治も、畳がすり切れるまで素振りを繰り返した。
50万の給料をもらう人は、水面下で100万円の仕事をしている。
そういう人の上辺だけを見てうらやんでいてはいけない。






ちなみに「ミカドの肖像」はこれ。



昔読んだけど、超大作。
本の厚さもでかいけど、内容もでかい。
天皇陛下がでかけるときには鉄道のダイヤがこっそり変わること、原宿駅の普段使われないホームは皇族専用のものだったこと、交差する線路の下を通るときは、絶対に上に別の列車を走らせないこと、、、。
西武堤家の関係や、外国の天皇=ミカド観、、、。
知らないことだらけだった。
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【2011/07/07 23:01 】 | 書評 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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