○保存する場所は?
ファイルを保存する場所は、ホームディレクトリのDocumentsフォルダの中が一般的。
ホームディレクトリというのは、アプリケーションごとにそれぞれ決まっている。
ここがiOSの特徴で、アプリは基本的に自分のホームディレクトリ以下しか触れないようになっている。
こうすることで、アプリケーションとデータがひとまとまりになるという利点がある。だからファイラが必要ない。
ホームディレクトリはNSHomeDirectory()で取得できる。
Mac上ではたとえばこんな場所。
/Users/xxxx/Library/Application Support/iPhone Simulator/4.2/Applications/XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX
xxxxはユーザ名、XXXXXXX...はアプリケーションの識別名。
iPhoneやiPad実機上ではたとえばこんな場所。
/var/mobile/Applications/XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX
XXXXXXXX...はアプリケーションの識別名。
Macのほうなら、ためしに
NSLog(@"%@", NSHomeDirectory);
で出力したパスをたどってみると、よくわかります。
ちなみに、アプリケーション識別名は、同じアプリだからといって、Mac、iPhone、iPad皆同じになる訳ではありません。
○書き込み時のメソッドの引数
[data writeToFile:filePath atomically:YES];
atomically をYESにすると、まずバックアップファイルに書きこみを行うようになります。安全。