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【2024/05/06 09:52 】 |
メモリが足りなくなるとき
iOS4以降では、アプリを中断して、別のアプリを実行することが出来る。
中断されてバックグラウンドに行っているアプリは、フォアグラウンドに戻って来るときのため、メモリ上にまだ存在している。

しかし、フォアグラウンドのアプリがメモリを消費してシステムのメモリが足りなくなったとき、
バックグラウンドのアプリのメモリが解放されるときがある。


解放されてしまったアプリを再開すると、アプリの頭から開始される。
これは市販のアプリでもそうなっているものが多い。
(解放されていなければ、中断した状態からアプリを再開できる…iOS4以降対応のアプリなら)


デバッグ実行していると、

プログラムはシグナルを受信しました:“0”。

と出て終了してしまう。

バックグラウンドのアプリが終了してしまったというログが
XCode→オーガナイザ→デバイスログ
に残るわけではないので、(実行中アプリ自体がメモリ確保に失敗した場合は、Crash とか Low Memory といったログが残るが)
確認する方法はこれしか見つけていない。(他にもあるんだろうか)





**以下、仕様的な話**



使用可能なメモリ領域が少なくなったとき、
- (void)didReceiveMemoryWarning
が呼ばれる。
または、
AppDelegate の applicationDidReceiveMemoryWarningメソッド

UIApplicationDidReceiveMemoryWarningNotification
でも通知を受け取れる。
ただしこれらの通知は、フォアグラウンドで実行中のアプリにしか行われない。

この通知を受け取ったら、使っていないメモリを速やかに解放する必要がある。
キャッシュやイメージオブジェクトなどが望ましい。あとで必要になったときに再生成できるからである。

規定の動作の例として、例えばビューコントローラの場合、visibleでないビューを解放する。
(ビューが解放されたかどうかは、viewDidUnload の処理が呼ばれるかどうかで確認することができる。なお、viewDidUnload は dealloc 後には呼ばれない)



なお、メモリ不足をシミュレートする機能が、iOSシミュレータには付いている。
アプリをシミュレータで起動した状態で
iOSシミュレータ→ハードウェア→メモリ警告をシミュレート
とすると、すぐに前述の MemoryWarning 系の通知が飛んでくる。


参考:iOS Application Programming Guide pp.120~
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【2011/05/08 16:00 】 | iPhone | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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