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「脳が変わる生き方」
茂木健一郎 著者がいろいろなところで語った内容をまとめて再構成した本。 55のエピソードから成っている。 分野が違うと、思いがけないいろいろな経験がある。だから、 偶有性の海に飛び込め。 「無記」 もっとも大切なことはあえて言わない。 釈迦も、死後の世界がどうなっているかは一切教えなかった。 「東京物語」でも、父親は息子の前では笑っている。しかし友人と酒を飲むと一度だけ刃を見せる。「場末のこんまい医者だったよ」 一番集中している姿では、人に会わせられない。とても人に見せられない。 自分に負荷をかける。 ちょっと無理かなと思うハードルを自分に設定する(120分の問題を30分で解く、とか)。それを繰り返す。負荷をかける、それを達成することが脳の喜び、成長。 地味に深いと思った話がこれ↓。 おじさんおばさんというのは、年齢ではない。無意識を垂れ流すようになったかどうか、である。 何を言うか、を真剣に吟味している人は、いくつになっても青年である。 学生の頃、著者が学校に講演に来て、聴きにいったことがある。 そのときも、一番強く言っていたキーワードは「偶有性」だった。 NHKの「プロフェッショナル」で見るときとは全然ちがって、(民放に出ているときよりも)かなりフランクなしゃべり方だった。 何回も会場が沸いていた。 しかし小林秀雄からツービートの漫才の話まで、何でも出て来るんだなこの人は、と感心した。 仏教の教えの話を下と思ったら、自分の子供に「ペンギン」って名付けようとした友人がいて…だとか、どんだけ話が出て来るのかと思った。 PR |
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